自転車競技をはじめる人に受けてほしいーチームアテンダント講習会
行ってきました、チームアテンダント講習会!
9:30から始まって夜までみっちりのスケジュール…
前日受けてた方々から、SNS上で「意味があるのか?」的な散々な書かれ方をしてたからかなり憂鬱になってた。受けてみると、確かに既にある程度公式レースでの経験がある人には退屈な時間が多いかもしれないけど、特にチーム運営を預かる上で個人的には有用だと思った。
この講習会を受けて得られる資格の概要を踏まえて、なぜ有用なのかを以下レポートです。
まずはチームアテンダントライセンス(資格)とはざっくり言うと
自転車競技上、公式レースの中で色々な事(補給・レース前の全チームミーティング等々)をする際に必要な資格
という認識。
自分はサッカー出身だけど、チームの中に必ず審判資格が必要だったりするのと同様に自転車も公式ライセンスを設定して各チームに求めていくという姿勢は競技全体の質の向上を目的としているなら理解できる。
今回、講習会開催地が当初大阪と東京開催しか公表されていなかったため、遠方まで講習会のために来なければいけない選手多かった。のちに都道府県車連が開催するところも出てきたけどそれでも飛行機で会場まで来られてる方もいた。
…これ毎年やるのか?更新のタイミング含めて以下内容の紹介
チームアテンダント講習会終了後に得られる証明書
終わったー( ◞´•௰•`)◞ pic.twitter.com/YPBgl1GNrp
— ビッチー (@neeyuji) 2017年2月19日
こちらはアテンダント講習会「修了証」
まずいまいち分からなかった今回の資格について分けて考えなければいけないのは
◇チームアテンダント講習会修了証…講習会終了後JBCFが発行-以下「修了証」
◇チームアテンダントライセンス(資格)…講習会修了後にその場でもしくは別途申請してJCFから発行-以下「ライセンス」
という点。それぞれどういう役割なのかというと
「修了証」はJBCFのレースのみ有効、2年間有効その後再受講が必要
「ライセンス」はJBCFを含むJCF加盟団体主催のレース全てに有効、1年間有効
…修了証の最後の一文を見てかなり焦った。この10時間拘束されるのまた受けなければいけないのか?汗
けれどもライセンスの話を詳しく聞いてひとまず安心した。
「ライセンス」は1年更新で更新時は書類申請のみ
「ライセンス」はJBCFのレースも含むのでこちらを毎年更新し続ければ、今のところ再受講の必要は無いとのこと…
よって継続してJBCF含む公式レース出るならこちらを継続して更新していけば問題ない。
けど内容の部分で本当に必要なのかと疑問に思う人も多いと思う。
じゃあどうして有用だと思ったのか…
チーム運営にアテンダント講習会が有用な理由
学生時代から競技をしていなければ、個人で参戦するホビーレースだけでは細かなルールや必要な知識を得られる機会は十分とは言えない。
すると公式レースに参加する前にチームの誰かや他の先達に教えてもらえなけば、そういった事が抜け落ちたままになってしまう。それでもロードレース等は露出もあるからある程度のルールを知る機会もあるかもしれないが、トラックレースやシクロクロスなどは抜け落ちやすい。
実際、昨年のJBCF西日本トラックでは中距離レースで1番キャップの選手がニュートラルラップ中は先頭責任があることを知らずに、スタート後にスプリンターレーンを外して走行してステアーライン外を走行し失格になった。
その選手はJPTチームの選手だった。以下内容訂正します。
今回の講習会はそういった細かなルールを教えるような事はなかったけど、競技規則を知るきっかけにはなるはず…
自分自身もいきなりシクロクロスに目覚めたとしても同様の事をしてしまいそうだ。
これから競技を本格的にしていこうと思っている人には、うってつけの制度だと思う。
チーム代表の目線でいうと、そういった知識をオフィシャルが行ってくれる事によって新たに参戦しようとする選手に最低限必要な事を半強制的に与えてくれるので、こちらから伝える手間が省くことが出来ることと、こちらが伝える上で抜け落ちてしまうような事も防げる。
JCFの方針として全選手受けるのが望ましいとしているみたいだけど、ネクストリームとしてもこの講習会を出来る限り利用していけるよう、特に新たに競技に本格的に参戦しようとする選手には呼びかけていきたい。
↓↓応援よろしくお願いします↓↓