メカニコのJCリム(Jシリーズ)を使い続けてみた (約25,000km)
今使用しているホイールはパワーメーター導入にあたって、クランク型がその時は身近でもなかったからパワータップ(PT)というホイールのハブ部分にセンサーも持つパーツを使うことを選択した。
Powertapハブ
必然、ホイールに必要なリムやスポークを選ぶ必要があったけど自分としてはレースや練習で使い分けるのも面倒なので、選ぶ基準として
・耐久性
・見た目
・重量
・価格
で選んだのがメカニコのJCリム(Jシリーズ)
あと組み上げはのむラボで…(ネダのリムとかいう名前勝手につけられてますがJCリム!)
以下拙いインプレです。
【耐久性】◎
2年半使いましたよ(約25,000km)
登りは遅いけど練習では登るし、必然下りでのハードなブレーキングもたくさしてきた。
昔別の中華カーボンクリンチャー使ってた時は十三峠下るだけでフロントから嫌な臭いしだしたときは焦った。
※異臭がしたホイール
JCリムでは体重70㎏(身長170㎝)を超える自分が斜度15%を下っても問題なかった。
*ブレーキ面の素材はバサルトではなく、大手メーカーしか採用していない種類の特許の耐熱レジン+カーボンを採用、
特にクリンチャーでは他モデルに比べ、より高いレベルの実用耐熱性を実現しています。
(他社メジャーブランド含め、現在、このリム以上の耐熱性を持つフルカーボンリムは存在しないと言っても良いレベルです)
-メカニコHPから引用
という文句は本当に信用していい。
そもそも結構機材の使い方の荒さでは定評がある自分が使って壊れてないし!
さすがに表面は削れてきてるけど、厚さもあるのでまだまだ使えそう
【見た目】〇
クリテメインだし、他のを犠牲にしてもディープリムで問題なし。ということで見た目と実用性のバランスをとって50㎜ハイトのディープリムを選択。
個人的にはやっぱりディープリムのホイールが好みや…
【重量】◎
カーボンリムは最近ヤフオクやe-bayでも流れてるので個人購入することも壁はないけど、
商品紹介に「軽量」とか書かれてると全く信用できない。
昔実際に中華カーボンリムで組んだホイールは街中を走ってる時に大きめの石に乗り上げた瞬間破裂した。
それと平坦の所では軽いリムのホイールって慣性が効かないからか、進まないような感じを受けてしまう。ENVEの幅広になる前のリムはまったく合わなかったし…
で、JCリムはというと50㎜ハイトで470g
軽量リムだと410g程度(ENVEは400以下)のものもあるから少し重い。
けど、スピードを出す場面で進まないような感覚はこのリムではなかった。
(エンジンがオーバーヒートすることはよくあるけど)
さわった感触ではよくあるペラペラ感は全くなく、厚めに作られているのがよくわかる。
【価格】〇
税込み¥34,711/本
前後で送料入れて7万弱!
そりゃ、中華カーボンの安いやつとかもっといろいろ有るとは思うけど
普段ホイール変えたりしない人が常用ホイールとして長く使いたいならコストパフォーマンスは高いと思う。
【難点】
ニップル穴のオフセットがついていないからか、ニップル穴のエッジがキツイからなのかニップルに対する負荷が高い可能性が…
ネダホイールのニップルを しんちゅうに換えました - のむラボ日記
自分の場合ダンシング時にバイクを左右に振ってしまうことが多く、変な負荷をかけてしまっていることも原因かも…
(そのためフロントもスポークを編んでるし、リアのスポーク結線も横の硬さを出したかった)
トータルで見たら手組ホイールとしてはかなり満足できるものだったし、普通に使えますよ!とオススメできます。
というわけで前後でリム+PT+スポーク・ニップル+フロントハブ(TNI・wing)
でトータル約170,000円!(全然安くない…)
普通の完組ホイールは前後で10万前後で販売してるのでどうでしょうか。
PS.TNIのwingハブ(フロント)も2年ノーメンテで問題なく回転良好
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